芝生の手入れ方(手入れ方法)

芝張りの方法

 

 

芝張りの方法ですが、大別すると方法は2つあります。お勧めなのは生育した芝が長方形にカットされたマット芝を敷いていく方法で、種を直接まく方法はちょっと手間がかかります。

 

 

更に日本芝の場合はマット芝を敷く方法しか使えません。マット芝を敷いていくには基本的に平張り、目地張り、市松張りという3種類の方法があります。

 

 

平張りは、単純に隙間無く芝を敷いていくシンプルな方法です。芝は一般的に長方形に切られた状態で売っているので、これをそのまま敷いていきます。ホームセンターや園芸店で直ぐに購入でき、失敗も少なく簡単です。

 

 

芝庭が育った仕上がりに関しても、この方法が一番確実です。ただし芝マットはたくさん必要となるので、それが欠点かもしれません。

 

 

目地張りは、長方形マット状の芝を少し離して張っていく方法で、敷いた直後は茶色の地面が隙間からのぞきますが、芝が順調に育つとこの隙間はすぐに埋まっていきます。これなら購入する芝の量が平張りよりも少ないので、費用をセーブできます。

 

 

市松張りは、マットの大きさ分の隙間をあけて芝を敷く方法で、確かに、芝を敷いた時は隙間だらけですが、芝が生育するにつれて地面をじわじわ埋めていき、最後は全面が芝庭になります。もちろん庭一面が芝になるのにはかなりの時間が必要になります。

 

 

植えつけの時期は4~5月頃に植えるのがお勧めで、3つの方法の中で気に入った方法で芝を敷いてください。ここでは特別難しく考えることはありません。長方形のマット状の芝をただ土の上に置いていく感じで大丈夫です。

 

 

植えつけ後は足で踏んづけて土と芝を密着させます。その後でふるいで芝の上に芝の緑色がうっすらと土の茶色で覆われる程度の量の土をまきます。最後に水をたっぷりあげれば柴張りは完了です。