芝生の手入れ方(手入れ方法)

芝生を植える準備

 

 

まずは芝生を植える手順について説明をしておきます。芝生を植えて以後も順調に育成していくには、最初の条件は重要です。

 

 

芝庭の基本となる条件は日当たり、水はけ、風通し、の3点です。これがそろえば申し分ありません。特に日光は大切で、最低5時間の日光は確保したいところです。

 

 

草系の植物は基本的に日光が好きな場合が多いのですが、芝生は特に日光が好きです。日当たりが悪いとその後の生育は確実に悪くなります。同じ庭の中でも日光が良く当たる部分と当たらない部分があると、色も生育状態も相当違う結果になります。

 

 

水はけについては、ただいいだけでは土から水がどんどん無くなってカラカラになってしまいます。ここでは土が水をしっかり保持し、更に余分な水が残らない状態が好ましいわけで、適度な水気を長時間持続できるような土壌ということになります。

 

 

水はけが悪い場所なら盛り土で対応します。芝用の土というのがホームセンターにあるので、それを利用してください。風通しは、芝生がいつも新鮮な空気を吸えるような環境ということです。

 

 

次は基礎造りですが、実際に芝を植える前には、レイアウトをよく考えてみましょう。一番簡単なのはスペース全部に均一に芝を張る方法ですが、レンガを置いたりテーブルを設置したりするスペースを取りたいこともあるので、事前に計画しておきましょう。

 

 

芝の種類ですが大別すると日本芝と西洋芝がありますが、日本で一番多いのはコウライ芝です。ポイントは各人の地域の気候に適した種類の芝を植えることで、近所のホームセンターや園芸店に行って確認するのが一番確実でしょう。

 

 

土はよく耕すことが重要です。更に耕す時には石灰を混ぜて土を弱酸性にします。耕す深さは30~50cmが目安となります。表面は凸凹がないよう平らにしてください。痩せた土壌なら堆肥や化学肥料を入れます。これはホームセンターで売っている芝用肥料でOKです。